帰ってきたウルトラマンの24の情報・感想・評価

共働きのため「家から出るな」と言いつけられる少年が、怪獣を育ててしまう。マンション窓の柵→ジャングルジム→檻の中のクプクプという囚われのイメージの連鎖。 少年の、母親あるいは檻への憎悪が怪獣へと変貌するが、その憎悪は生みの親の少年すら飲み込んでしまう。母親がヒステリーを見せるでもなく、あくまで躾に留まるであろう囲い方をしているあたり変にリアルで胸クソ悪い回だが、親に対しても子に対しても教訓的なシナリオ。

キングストロン、ガヴァドンみたいな出自の怪獣だったんだね。「もし君が宇宙怪獣の破片を持っていたなら、危険なのでMATに届け出てください」という最後のナレーションも好き。 キングストロンの最初の形態もなんだか気持ち悪い。ウーパールーパーの不気味な部分だけ抽出しました、みたいな見た目している。 子どもの言葉通りに姿形性質を変えられるのなかなかヤバ怪獣ではある。 新マンの敵、妙にヤバい性質持った怪獣多いような... アキオくんち、初代やセブンに出てきた怪獣・宇宙人の写真が貼ってあったり、バラゴンのおもちゃで遊んでたりと、結構な怪獣好きなんだね。警備員の人はよくシリーズで出てくるやられ役の方。今回は無事でした。 それにしても『帰ってきた』、バラゴンがやけにいっぱい出てくるね。

こんなマンション買いたくないです。

絵から産まれる怪獣はウルトラシリーズの定番だ☺️