夏帆がどえりゃあドエロいので観ました。
園子温。相変わらず評価が難しい作家さんですが、やっぱり個人的には好きかも。こわくて「冷たい熱帯魚」観れなくてごめんなさい。
正直序盤はいったい俺はなにを観せられてるんだろうムーヴに突入したりもしたんですが、このへんは園子温あるあるなのでぜんぜん気になりませんでした。TENGA GIRLあたりから跳ねてきました。信じてた。
毎回アバンタイトルで絶叫される世界を救うというフレーズ。
そもそも世界って、なんなんだろうか、ってとこに言及してるとこがイイのですよ。
各エピソードを鑑みるに、肝となるのは、世界は、自分の外にあるんじゃなくて、あくまで自分の中に存在するものだということ。
同じものをみているはずなのに、ひとは往々にして別の今を認識して、まったく違う未来を予測する。(だから争いは絶えない)
それを、いかにあきらめずに自分の望む現実へと着地させるのか。(無論、そこには他人のことも慮る気持ちがなければならない)
エロに特化して(リビドーという意味では避けられないのはわからんでもない)若干展開が雑なところもあったからかもしれないけれども、なんとなく惜しいところはあったのですが、中盤以降はとにかく引き込まれました。よかたです。
真野恵里菜がかわいいやらエロいやらかわいいやら。
サトリます☆ってサトリまくってた彼女がサトられまくってる展開がまたおもしろい。
夏帆がね、というか美由紀がかわいくて仕方がありませんでした。テレパス同士のデートって新鮮ですな。ネガティブな印象しかなかったですが、やはりどんなにリスクがあろうと、本心と本心のぶつかり合いがなんだかんだいちばん健全なのかも、と思わせる1シーンでした。すごく好き。
