地底獣国

ファルコン&ウィンター・ソルジャーの地底獣国のネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます

観終わってすぐにサムのテーマ曲「ルイジアナ・ヒーロー」を聴きながら書いてます。

始まる前は「サムとバッキーの凸凹コンビが衝突しながらも協力して活躍、サムが盾に相応しい人物だと証明してみせる」話なんだろうなとぼんやり予想してましたが、(おおまかにはそうなんですけど)ここまで重たい内容だとは、良い意味で裏切られましたね。

5話かけてキャプテンアメリカを襲名する事の重み(なんなら呪いと言っても良い)、さらにアフリカ系アメリカ人であるサムがそうすることでより一層複雑なものを背負ってしまうんだということを描いてきたからこそ、6話でのサムの説教タイムもさほど抵抗なく受け入れられ、「ああ、スティーブが彼を選んだのは間違いなかった」という感慨に浸れたのだと思います。

そんなわけでシーズン2、ひいては映画第4弾についても大いに期待を持てる良作でした。

ここから余談:
せっかくワカンダでスーツ作ってもらうんなら陛下のアレみたく衝撃を一旦吸収してから放出できる機能もつければ良いのに、なんならナノマシンスーツにすれば・・とかいうのは贅沢ですかね。

スティーブがまだ生きているとしたら、今回の事態をどう思ってるでしょうね(シャロンがすっかりやさぐれてしまったこととかも)?

2代目キャップ改めUSエージェント、まだヒーローとしての資質を喪ってはいないように思える(あそこで敵を殺すより人命救助を優先したところ)んで、何とか救われて欲しいけど、また利用されて捨てられるんじゃないだろうか。
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