不遇の数学者、岡潔の話。
あまりに卓越したものを完成させてもそれを評価するはずの上の人たちが理解できないと突っぱねてしまう。
こういうことって往々にしてあるんだろうなと思います。
結局権威主義が続く…
(1) 学生服姿に違和感を覚える部分もあるが、全体的に、伝記作品として、とても面白かった。
(2) 相手のなかにある《自分は持ち合わせていないもの》を、尊敬の念をもって認めあう関係性が、素敵だと感…
昭和の天才数学者、岡潔と、彼を陰日向から支えた女房ミチの夫婦愛を描いたフィクションドラマ。
ストーリーは、妻ミチの視点から描かれている。
平凡ではつまらない、新しもの好きの女性、ミチは、働き先で出…
世の中の天才が天才として成功するためには、周囲の人間に恵まれているかどうかも大きいと感じた。世に出れなかった天才がこの世の中には何人いるんだろうか。
しかし、この人は日本の数学会の中では別格のよう…
物理学者・湯川秀樹は知ってても、数学者・岡潔は全く知らなかった。世界が認める数学者ということも。
この話は岡潔より、その妻のマネージャー兼プロデューサー的手腕にスポットを当て、夫婦愛の強さを通して、…