凜さんの映画レビュー・感想・評価

凜

ゴジラ(1954年製作の映画)

5.0

DMM TVにて 2024/04/04
配信で観られるとわかりさっそく鑑賞。

ドォオオン!ドォオオン!ドォオオン!
そして雄叫び。

ストーリー、メッセージ、音楽、兵器、特撮、どれをとっても素晴らし
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COWBOY BEBOP 天国の扉(2001年製作の映画)

4.0

BS12で放送されていたものを録画視聴。
時間のあるときに細切れで観ていたため、実質フルで観たのは4年後になります(汗)。

作画と音楽のクオリティは、TV版に比べてさらに洗練されたカッコいい仕上がり
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真・鮫島事件(2020年製作の映画)

-

ドラマ「ムショぼけ」で武田玲奈さんのファンになり、FODのおすすめに上がってきたので観てみました。

ものの…20分過ぎたくらいで1.3倍速に💧
ストーリーに引き込まれる手前でドロップアウトしました😅
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カメレオン(2008年製作の映画)

2.9

2008年公開 FODで鑑賞

松田優作で撮影する予定だった脚本を、藤原竜也くんで現代風にアレンジ。

豪華俳優陣と彼らの演技は素晴らしい。
犬塚さん、谷啓さん、加藤治子さんのお芝居に心が浄化される。
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地獄の警備員(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

1992年公開 FODにて鑑賞。

松重豊さんのデビュー作だそう。

富士丸という名前=日本の象徴
帝都物語の加藤を想起させる風貌=暴力と亡霊
曙商事=日出ずる国、輝かしい経済成長
12課=当時、投機
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なぜ君は絶望と闘えたのか(2010年製作の映画)

4.0

ノンフィクションライター門田隆将氏による光市母子殺害事件を丹念に描いた映画。

当時、そのあまりにも幼稚な供述内容がメディアを賑わせていたのを忘れない。
何年か前に、関西のテレビ「そこまで行って委員会
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一度死んでみた(2020年製作の映画)

-

堤真一さんが好きなので観てみました。

・デスメタル好きなのでちょっと…いやだいぶん違う。
・開始15分で誰が〇〇なのか判ってしまった。
・大事なことは…がそれ以上の深みを表現することなく浅かった。
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望み(2020年製作の映画)

4.5

2023/07/20
鑑賞方法:Amazon Prime Video

思春期の子どもを育てた経験がある親御さん世代には、かなり心に刺さる作品です。

腕白でもいい…たくましく育ってほしい…(昔の某ハ
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

4.0

のんさんを観る初作品です。
綿矢りささんもかな?
(あまちゃん~騒動など、騒がれすぎていて見ていませんでした)

おひとりさま、アラサー、過敏で少々不安定ぎみ、よくある日常の中の荒れ狂うような心の声と
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春、バーニーズで(2006年製作の映画)

4.0

下書き

・真っ先に文貴の将来が心配で仕方ない

・筒井がどうしてこう育ったのか、野暮だけどどうしても気になる

・砂の山を懸命に作った末に自ら壊す子どもみたい

・閻魔ちゃんが文貴の目線に降りた瞬間
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誰がハマーショルドを殺したか(2019年製作の映画)

3.9

第2代 国連事務総長 ダグ・ハマーショルドの死の謎に迫ろうとしたスウェーデンジャーナリストと調査員のドキュメンタリー風ミステリー。

80年代後半…とある病気が死を呼ぶ病として世間を賑わせるようになっ
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巷説百物語 狐者異(2005年製作の映画)

3.9

劇団☆新感染、堤幸彦が大好きな人向けです。
この映像作品はもう一つありますが、こちらのほうでキャラクターの生い立ちが出てくるので、こちらを先にご覧になることをおすすめします。

当方はどちらの集団も大
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ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)

1.0

20年来の患者です。
なんとかお薬でコントロールできるようになりました。

超辛口点数は俳優さんにではなく、脚本に。

これを以て「自分はうつなんだ」と判断するのは少し早い気がします。
啓蒙するためな
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.0

野村萬斎さんの怪演ぶりを素敵だなぁと堪能したほうです。
片岡愛之助さんも相変わらずハンサム。
橋本さとしさん、確かにラブリン愛之助丈と兄弟っぽい!
藤森慎吾さんは、レビュー見るまで赤ペン瀧川さんと思い
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贖罪(2012年製作の映画)

3.9

敬称略です。

蒼井優、小池栄子、安藤サクラ、池脇千鶴が素晴らしく(小泉今日子もですが)、それぞれのキャラクターがいい意味で極端に誇張されて描かれていました。

それほどまでに彼女たちの精神的なショッ
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

5.0

こんなに心を揺さぶられた作品は久しぶり。
観る者の心で、脳内で、音が、言葉が響いている。

ケイコの表情の豊かさ。
コーチはもとより、セコンドの林さん、松本さんの動きがとても素晴らしい。町中にあるボク
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罪の余白(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

罪の「余白」ってなんでしょう?
鑑賞中ずっと考えていました。

安藤の一人娘、加奈が転落した原因が、故意なのか過失なのか。
彼女は自分の意志で手すりに登ったのか、いじめにより登らされたのか。
加奈と咲
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誰も守ってくれない(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

題材に興味があったのでアマプラで視聴です。

映像はメリハリが効いていて見ごたえがありグッド。
ニュー速や晒しを彷彿とさせる掲示板や追いつけないほどの書き込みの雰囲気など、とてもそれらしく撮られていま
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

4.0

ながら見だとストーリーが解らなくなるので、じっくり鑑賞するのをオススメです。
作品そのものでなく、出演者についての観想など。

作品が劇中劇のようなつくりで、そこはいかにも藤原竜也くんの芝居という感じ
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クレーマー case1(2008年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

柏原兄弟のファン&あまりの低評価にどんなものかと観てみました(笑)。

上映年の2008年、実際にクレーム対応と言いますかコールセンター勤務でした。
でも、その時代を鑑みてもこの作品の企業のコンプラと
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.3

ブレードランナーシリーズ全てをひっくるめて今回見たのが初めてです。既に士郎正宗氏の『攻殻機動隊』のアニメを全て観ています。

その上で、少々物足りない気がしました。
何度も見るとまた違った感想を持てる
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フォーガットン(2004年製作の映画)

1.0

バキューム映画とでもいいましょうか。
途中から?????が沢山ありすぎて、最後まさかこれで終わりじゃないよね?と思ったところで終幕。
疑問を上げればキリがありません。
確かに〇〇人には母子の情の深さは
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リトル・オデッサ(1994年製作の映画)

5.0

寒く、そして哀しい。
マフィアの手下であるギャング作品以上に、家族の愛情が濃く描かれている。兄弟、父と息子、母と息子。その情が深いばかりに、少しずつボタンが掛け違い、絶対にあってほしくない結果を迎える
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家へ帰ろう(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

ポーランドからアルゼンチンへ移住した88歳の男性が、戦後に別れた友人に「最後のスーツ」を渡すべく、かつて匿われていたポーランドへ帰る旅の話。

年老いて身体のいうことを利かず、偏屈で子ども達からは疎ま
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