うろもとうとか

北の国から 2002遺言のうろもとうとかのネタバレレビュー・内容・結末

北の国から 2002遺言(2002年製作のドラマ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

また父のレンタルお下がりが回って来たが
GW中また一層レンタル期だった為
時代をぶっ飛ばして遺言の前編だけが回って来た
なんとなく時代からの流れというか
必然的なネタバレというかで
少しずつ気持ちを追いつける
もうこの遺言ですら二十年も前のものであるが
二十年も前ですらこの北の国からという作品が
現代に迷い込んでいるという印象
遺言と名は付いてるものの脚本からして
だいぶ"時代"の延長を感じる脚本
ここまでいくと敢えてなのだとは思うが
柳葉敏郎と内田有紀のキャラクター
今までこの北の国からの世界線に
居なかったタイプを作り続けていたら
辿り着いた答えなのかもしれないが違和感が凄い
と言うのが前編までの感想
遺言、後半の巻き返しが凄い
柳葉敏郎と内田有紀の違和感は
やはり新しいキャストとして
しっかり印象付ける為だったのかなと思う
それなりに忙しい展開ではあるけれど
トドと五郎さんの
ファーストコンタクトからの流れ
トドが遭難したとき、
そして無事帰ってきたときの
岸谷五朗演じる息子の
台詞のない感情や姿勢じんわりきた
三沢のおじいちゃんの
借金返済をサボった純に対して抱いてる感情が
並大抵のやさしさの一歩も二歩も先で
ほんいきの仏のようだ
そして推しである正吉が手紙が、きた
そのあと五郎さんの遺言が
しっかり締めてきたけど
めちゃくちゃ引っ張った
正吉に関してのことの方が
個人的に強く、気付いたら終わっていった
後半異常に泣きどころ詰まってて
冷静に考えたら違和感なぐらいなのに
泣きどころほぼ全部泣いた
今シリーズ、改めてとんでもない作品だった