梅田

チェルノブイリの梅田のレビュー・感想・評価

チェルノブイリ(2019年製作のドラマ)
4.2
あまりにも陰惨な話だけど、第一話の冒頭で既に示されている結末にたどり着く第5話(最終話)にはある種のカタルシスがあった。んで、そのカタルシスの出どころはたぶん、「ワルモノ」がはっきりしてるからだと思う。だから、内容も異様なくらいスッと入ってくる。もちろん説明のスマートさもあるけど。
で、最後には、カタルシスを感じたこと自体にうっすらと罪悪感を覚えて、ズーン…となる。

「怖いもの見たさ」で観たんだけど、果たしてフクシマをテーマに日本がこのレベルの映像作品を作れるだろうか。などと無駄なことを考えてしまうくらいには圧倒されました。
梅田

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