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ロキ シーズン2のFのネタバレレビュー・内容・結末

ロキ シーズン2(2023年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

シルヴィに在り続ける者が殺されたことで時間の分岐は広がり続け、TVAは大混乱に陥った。TVAに戻ってきたロキは時間移動現象に見舞われ、メビウスと設備管理部のO.B.の元へ向かう。広がり続ける分岐に時間織り機が対応できずオーバーロードしていた。カーンたちの襲来を防ぐためには剪定し続けるしかないのか。

神聖時間軸1977年、ロンドン。ロキとメビウスはブラッドことハンターX5を捉え、シルヴィの居所を聞き出す。シルヴィは分岐時間軸の1982年のオクラホマ州で新しい人生を始めようとしていた。ブラッドの上司ドックス将軍はすべての分岐の剪定を目論んでいた。自由に生きていた人々が消し去られていく。

O.B.は時間織り機を造った者、在り続ける者の時間オーラの生体スキャンが必要だと話す。レンスレイヤーと共に消えたミス・ミニッツならシステムに侵入できるのではないかと1893年のシカゴへと向かう。神聖時間軸の1868年ではミス・ミニッツとレンスレイヤーが、少年時代の発明家ヴィクター・タイムリーをTVAを統治する後継者とするため、家にTVAのガイドブックを投げ込んでいた。

レンスレイヤーは在り続ける者の重要なパートナーであり多元宇宙間戦争の指揮官だったが、在り続ける者が玉座を守るために、記憶を消されたのだと知る。
TVAへやってきたヴィクター・タイムリーが、TVA公式ガイドブックの著者であるO.B.と会い、二人は“時間織り機”を修復するための名案を思いつく。

時間織り機を直そうとするが、タイムリーはスパゲティ化されてしまった。ロキはTVAの制御室にタイムスリップし、様々な分岐時間軸にいる友人ケイシー、ハンターB-15、メビウス、O.B. のもとへ向かう。O.B.から教えを請い、望む時間と場所に時間移動を試みようとするがうまくいかない。シルヴィに望みを聞かれ、彼らが大切な友人であり彼らと過ごしたTVAを守りたいと「ひとりは嫌だ」と口にした。TVAがメルトダウンしたせいで分岐時間軸が消え、シルヴィやメビウスたちがスパゲティ化していく。ロキは時間移動のコントロールを可能にし、「物語を書き換える」と宣言する。

ヴィクター・タイムリーが時間織り機を修復しようとする場面(第4話)に戻るが、何度トライしてもうまくいかず、タイムリーとO.B.が対面した時まで遡って数百年をかけてO.B.並の知識を習得し、タイムリーを時間織り機のもとへ送り出す。しかし分岐は止まらない。
シルヴィが在り続ける者を殺す直前(シーズン1最終話)へ時間移動し、在り続ける者から時間織り機は神聖時間軸を守るための安全装置でしかなく、負荷がかかると分岐時間軸を強制的に剪定する仕組みだと聞かされる。
ロキはシーズン1第1話、TVAでメビウスと話したタイムシアターへ。「どの重荷を選んだとしても、試練はつきまとう」とメビウスは話す。第5話のラストでスパゲティ化する直前のシルヴィに会いに行き背中を押される。
神の姿になって織り機を破壊し、時間軸をつかみ寄せて巨木を作り上げた。ロキ自身が、在り続ける者となった。
その結果、TVAは様変わりした。仕事に身が入らない様子のメビウスは、TVAを辞めるという。子どもたちと遊ぶ自分自身を眺める姿は寂しそうであり、吹っ切れた様子でもあった。


同じTVAの過去に飛ばされてたのか!メビウスの記憶なかったのもなるほどだわ全然思いつかなかった
誰を思うかで能力得るのもうヒーローでしょ
ロキ1人になりたく無いって言ってたのに助けてあげてよ、つらい
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