MCU史上、これはかなりの手応え!
お祭り映画ではない、久々のヒットな感触だった
「アベンジャーズ〜」で、唯一の家族であったヴィジョンを失い、深い傷を負ったワンダ
同時にスカーレット・ウィッチという原作キャラ上、本作は避けて通れない物語である
正直、ヒーローものとしてのアクション、ラストの簡潔さに欠けた部分はあるが、斜め上をいくシュールさとドラマ性に十分な魅力があった
そして、ワンダもお騒がせキャラっぽいポジが自分の中で定着しつつあったが、本作で見事に一変
「ウルトロン」、「シビルウォー」、インフィニティ・ガントレット二作を通して、悲劇のヒロインとしてのキャラクターが深掘りされた感じがする
原作付きとはいえ、マーベルですらかなり日本のアニメなんかに近い雰囲気になってきた今日この頃である
そして、サノスが打ち倒された今、これからの展開に向けて、
棚の奥にしまった「マーベル大辞典」や「フューチャーファイト」を見返す時である!