ホークアイことクリント・バートンが主役のMCUドラマ。
アベンジャーズから身を引き、ホリデーシーズンは念願の家族サービスをして過ごす…… はずのクリントが、クリスマスを前に事件に巻き込まれて家族サービスどころではなくなるストーリー。
エンドゲーム後にリリースされたMCUドラマの中では、一番映画シリーズに近いノリだったんじゃないかなあ。
アクションはめちゃめちゃカッコイイ！
シリアスな部分もありつつ、笑える部分もあり。
何度でも観られそうな絶妙な軽快さが好きだな。
クリントと並ぶもう1人の主人公は、幼い頃にアベンジャーズのNY戦でホークアイに命を救われて以来、ホークアイを憧れのヒーローとして尊敬し心酔するケイト・ビショップ。
演じるヘイリー・スタインフェルドのファンだから、MCU入り嬉しい！
ナターシャ・ロマノフが『アイアンマン2』（私が初めて映画館で観たMCU映画）の頃からずっと、とにかく好きなんだよー……！
エンドゲーム後の世界線でナターシャの話題が出てくるだけで泣けちゃう…
クリントの気持ちを思うとこれまた号泣…
後半からはナターシャ繋がりのあのキャラクターも登場、こちらにも笑って泣いた。
そしてケイト・ビショップの、育ちのイイ優等生的な面がありつつ、クリントのためなら健気に頑張るところ、ヒーローらしく振る舞おうとする真っ直ぐな性格がまたまた泣けた。
私はMCUのドラマに関しては、エンドゲーム後のディズニープラス配信のものしか追えてないんだけど。
（『エージェント・オブ・シールド』やNetflixのMarvelドラマは未見）
今回、Netflixドラマとのクロスオーバーがあったらしく、やっぱり観ないと！ と思った。（まあ、近々観るつもりでリストアップはしてたんだけど）
今作は登場人物がみんな、いわゆる超人ヒーローではない。そして悪役も、ハンディキャップを背負ったキャラクター。
実際のキャスティングにも生かされているあたりが素晴らしい。
ところで、ドラマリリース前から情報として出ていた劇中のアベンジャーズをモチーフとしたミュージカル、楽曲を『ヘアスプレー』のマーク・シャイマン（好きな作曲家です）とスコット・ウィットマンが手掛けているということで、最高に楽しかった！笑
（後で歌唱担当の1人が『レント』のアダム・パスカルだと知ってビックリ、確かに同じ声だわ）
設定的にはまさかの新事実も明かされつつ、クリントはこのまま引退なのかな、それともまた登場するのかな…
初期メンバーの主演作ではこの後ハルクの『She-Halk』が控えているはずだからそちらも楽しみ。
