kazマックスグローバーレッド

X-ファイル 2016のkazマックスグローバーレッドのレビュー・感想・評価

X-ファイル 2016(2016年製作のドラマ)
3.7
2018年にSeason11があったことを最近知ったんでSeason10を吹替版でおさらい再鑑賞。思い返せば1995年にテレ朝でゴールデンタイムに放送していた『X-ファイル』。放送当時はB'zが日本版主題歌「Love Phantom」を歌い、スカリー役のジリアン・アンダーソンはCD出して歌手デビューするわ、「モルダーの吹き替えをやっている有名人は誰でしょう?」という視聴者クイズまであって結構な盛り上がりだった。

「モルダーの声って誰なん? まさか矢追純一じゃないよね??」って友達と話していて、翌週放送時に吹き替え担当が風間杜夫と知った時に「スチュワーデス物語でよく聞いていた声だったのに全然分からなかったな」といった会話が懐かしいです。ブランクはあれどもう20年もシリーズやってるんだね。

ジリアン・アンダーソンも好きだったな。ロンドンで舞台やってる時に生ジリアン・アンダーソンを見たことがあってホントべっぴんさんだった。
『X-ファイル』自体にもかなり影響を受けて、アメリカへ行った時にはワシントンDCのFBI本部まで行ってきたんです。当時はFBI館内ツアーをやってまして、それに参加したかったけどエントランスが分からないから、ただただFBI本部の周りをウロウロしてただけでした。今思えば不審者と間違われてたかもしれないね。


そんな思い出話はさておき、2016年Season10のエピソード「闘争Part1 & Part2」がSeason11へと続いてるから、そのエピソードを見てみると「未知のウィルス蔓延、大規模感染、PCR 検査、オルタナティブ右翼の陰謀論」など2020年以降のアメリカをほぼ予測している内容でちょっとゾッとした、でもこっちは宇宙人陰謀論ですから。しかしながら、これがコロナ禍になる4年前の作品って考えるとX-ファイルもなかなかヤバいです。


その他、気になったことはスヴェタ役が『ウォーキングデッド/ワールドビヨンド』のハックだった。
レイエス女性捜査官はなんとなく覚えてる。
全身大火傷を負ってなおも喉の管からタバコを吸うスモーキングマン、どんだけニコチン中毒なんだよ。