マグルの血

踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャルのマグルの血のレビュー・感想・評価

4.1
放火事件の捜査から色々あって警察が警察を疑ったりと色々いりくんだ話。

TVerありがとう。
観ました。前回観た内田有紀のスピンオフの直後のストーリーみたいです。連続婦女暴行事件の捜査で青島が営業職として問題の会社に潜入しているところからスタート。

婦女暴行事件を解決した青島。湾岸署に戻ると今度は放火殺人未遂事件が発生。本庁の捜査本部が立ち上がった直後、犯人はあっさり逮捕されるが、どうやら金を受け取って犯行を行ったと指示した人間がいることを供述。
放火事件の被害者の恋人が被疑者としてあがり、所轄の青島とすみれ、真下を含め護送することとなる。
しかし、途中のドライブインで強盗事件が発生。犯人を取り押さえることに成功するが被疑者の女がどさくさに紛れて逃走してしまう。
徐々に明らかになる事件の真相。事件は思わぬ方向に動いていく。


しっかりシリーズの原点に立ち返ったような演出。細かい小ネタやギャグの安定感。ストーリーの完成度はまずまず。
踊る名物署内での大捕物もあり。
ちゃんとかっこいいとこ見せてくれる刑事課の皆にありがとうです。

終わり方が少しもやっときます。支店と本店の確執が明確になり、解決の糸口の見えないまま終わる。続編めちゃめちゃ意識してる。ここから劇場版の一作目に繋がるわけですね。

踊る~シリーズはシナリオの一貫性みたいなものがしっかりしているところが好き。ブレがないからリアルタイムで湾岸署の様子を覗き見してるような錯覚に落ちる。強い没入感があるドラマですね。

どうせなら関連作品全部チェックしたいなあ。FODに入るのはダルい。どうしたものか。
マグルの血

マグルの血