観るずっと前から、これは絶対好きなやつと思っていたけれど、
案外ハマらなかった、残念。
1話20分という選択は正しくて、毎回始まり方も終わり方も最高だった。
サイコパスの少年&家出少女という組み合わせも面白くて、展開に飽きることはなかったし、映像も音楽も好きだったけどなんでかな。
家出少女アリッサが、最後までどうしても好きになれなかったというのは間違いなく理由の一つにあると思う。
ジェームズはサイコパスってわかっていながらも、常人に見えるし、ジェームズに同情してしまう。
ちょっと前に、
サビの始まりで「このまま世界がクズでも」って歌ったバンドがいて、違和感を感じたことがあって。
それと似た感覚なのかもしれない。
世界は不完全で、不安定だけど、だからってクズだって叫んだって何も変わりやしない。
だってこの世界嫌じゃんって、周りも飲み込んで嫌な思いをさせるのも違う。
そんな感覚かな。
でも、このサイテーな世界から二人で飛び出そうとした決断は嫌いじゃない。
きっともう、世界はサイテーじゃない。
君がいれば。