ハラダユウキ

モダン・ラブ シーズン2のハラダユウキのレビュー・感想・評価

モダン・ラブ シーズン2(2021年製作のドラマ)
5.0
シーズン1からの流れで増した期待を裏切るどころか、第一話から更に超えてった約30分の佳作たち。

① John Carney
"On a Serpentine Road, With the Top Down"/"あなたが愛したスポーツカー"

物理的な人生賛歌、物持ちな自分にも重なって涙。
過去にしか行けないタイムマシーン、愛と嘆きにルールは無いことに気付いたなら、進む先は.....
サプライズロングストーリー。
DAYS LIKE THISリピートしてる。


② Jesse Peretz
"The Night Girl Finds a Day Boy"/"夜の少女と昼の少年"

実写版"夜王子と月の姫"


③ John Carney
"Strangers on a (Dublin) Train"/"(ダブリンの)見知らぬ乗客"

ONCEで終わる えっ?と誰もが叫ぶラスト。
そんな"決めつけは自分のバカを晒す"でしてやられた。


④ Marta Cunningham
"A Life Plan for Two, Followed by One"/"ひとりよがりな未来予想図"

唯一、こころ揺れず。


⑤ Celine Held & Logan George
"Am I...? Maybe This Quiz Game Will Tell Me"/"本当の私は心理テストでわかるかも"

🏳️‍🌈で観た中で1番よかった
ケイティが清野菜名さん似
てんびん座とふたご座は運命


⑥ John Crowley
"In the Waiting Room of Estranged Spouses"/"こじれた夫婦の待合室"

シーズン2のマイベスト。
'計画が願望になっただけ'
人生は計画できない。

大人と夜のお出掛けを計画したいってジョーク。


⑦ Andrew Rannells
"How Do You Remember Me?"/"僕のこと覚えてる?"
都会の街角、100m先。
伝わり合ってなくても、覚えてる。


⑧ John Carney
"Second Embrace, With Hearts and Eyes Open"/"二度目の抱擁は心と目を開いて"

街中のカップルを見て微笑む余裕。
過去のメッセージを受け取り直してくれるよう、いくつになっても浮かれて伝えてたいってクロージングに相応しいそんな夢のようなおとぎ話。老いても枯れない左胸。