める

太陽を抱く月のめるのネタバレレビュー・内容・結末

太陽を抱く月(2012年製作のドラマ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

初めての韓国時代劇。実は『100日の郎君様』と間違えて鑑賞。
宮廷内のドロドロかと思ったら家族内のいざこざで、見たかったものと違ったけど感情を揺さぶられるドラマでした。

子役時代だけでドラマ一本作れそうなレベルで子役時代が長くて壮絶。

どんなに長い年月が経っても亡くなった一人の女性を愛し続けることができる兄弟の一途な想いがすごかった。

陽明君は新しい人生を歩めば不遇な環境から抜け出せたかもしれないのに、自分の気持ちに正直なあまり自らを苦しめていてずっと辛かった。
しつこさに時々呆れながらも、最後まで彼の幸せを願いながら見てた。

ボギョンの性格は善良ではなかったかもしれないけど、父親の陰謀さえなければ思いやりは受けられたと思う。
道を選べず逃げられず、誰にも救ってもらえなかったボギョンが誰よりも可哀想だった。

最後は一応ハッピーエンドとして終わっていたけど、私は報われずに散っていった大勢の人たちに感情移入しすぎて、フォンとヨヌの幸せそうな姿を見ても複雑な気持ちは残ったかな…

ソルはとっても好きだった。本当にかっこよかった。
める

める