このレビューはネタバレを含みます
イ・ジュンギ出演で高評価のドラマだったので鑑賞。ラブコメと銘打っているけど結果的に宮廷の陰謀と悲劇の連鎖に全てを持っていかれる。
前半戦は少女漫画チックなロマンスが盛り込まれていて結構お腹いっぱいになった。少しくどいくらい…(最終的にこのへんのロマンスが懐かしくて愛おしくてしょうが無くなるんですけども…！)
個人的にソが最高にカッコよかった瞬間は、雨乞いです！チェ・ジモンとのコンビがナイス。頭脳明晰。仮面から開放されたソの双眸の眼差しに痺れました。イ・ジュンギのあのスナイパーみたいな目が良い。
そして、人が変わってからのウクが好きです。元々頭が良くて優しくて真面目な人だから、あの闇堕ちっぷりが凄かった。カン・ハヌルが美しい。最後にミョンさんを思い出してたところで、あぁぁ…！遅い！つらい…ってなった。
ワン・ムとチェ・ジモンのコンビが好きなので、このキャストで幸せな第二皇帝時代の話を観てみたい。がっつり武闘派のソを観てみたい。
ワン・ゴンとオ尚宮の関係は泣けた。オ尚宮、最後まで凛としてて美しかった。
マイベストカップルはウンとスンドクでした。この二人には幸せになって欲しかった。ボロボロ泣いた…。
正直途中まで、ソとへ・スのカップルを応援できるか微妙な所でした。でもヘ・スとソが離れてからは度々号泣してしまった。最初にくどーい！って思ってた、あの犬っころみたいなソが愛おしくなってしまった…。やっぱり王座は人を狂わせるからダメだ！と思った。
ジョンはヘ・スが愛しいあまり、ソ宛の書状に細工をしたんだろうか。ジョンにもソにもヘ・スにもつらすぎる話でした…。
誰も幸せにならなかったけど、すごくよく出来たストーリーで目が離せなかった。皇宮や自然の映像が綺麗で見応えあり。魅力的な登場人物からは、鋭いセリフが発せられて面白かった。
