あちぴろ

ストーブリーグのあちぴろのレビュー・感想・評価

ストーブリーグ(2019年製作のドラマ)
4.6
4年連続最下位、過去10年を振り返っても、1度の最高位2位をマークして低迷を続けるトンジン市に拠点を置くプロ野球球団ドリームス。
過去アイスホッケーチームやハンドボールチームを優勝に導いた通称:優勝請負人ペク・スンス(ナムグン・ミン)を新たにGMとして迎え入れる。手始めに行った改革はドリームス四番打者、チーム一の人気野手イム・ドンギュ(チョ・ハンソン)のトレードによるチームからの追放だった。

ワンマンプレーの四番打者の追放、ドラフト選手の親に金銭を要求するドラフト担当、海外選手のスカウト、イップス問題、親会社の予算カットによるキャンプ場所の問題、年俸30%カット問題、ドーピング問題など次々とチームに問題が巻き起こる。
親会社がチームを解散させようと躍起になる反面、フロントたちがジワリと一つになっていく。
その様が心地よくて一気に完走してしまった。


色んなドラマで見かけるバイプレーヤーや現在Netflixで人気の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」(未見)のパク・ウンビン、「カウンターズ」のチョ・ビョンギュなど。イ・ジュニョク(サンガプ屋台の死神)、「不時着」のチョン・グクファンなどが脇を固める。

野球のシーンよりは、シーズンオフ時のフロント側の活動を「ストーブリーグ」というそうな。
野球の専門用語もきちんと説明が入るので観やすいし、下手な恋愛を入れないで進むのも好印象。
チームのオーナー会社会長の甥でチームの社長ギョンミン(オ・ジョンセ)とGMペク・スンス(ナムグン・ミン)との対決、GMと運営チーム長イ・セヨン(パク・ウンビン)の信頼関係、セヨンと後輩ハン・ジェヒ(チョ・ビョンギュ)の師弟関係など見応えあった。


何気に観たドラマだったけどどハマりしてしまった。


(2022/8/3〜8/6)
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