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梨泰院クラスのgのネタバレレビュー・内容・結末

梨泰院クラス(2020年製作のドラマ)
4.9

このレビューはネタバレを含みます

最高。。
人生のマスターピースがひとつふえた

ツッコミどころとかもあるんだけどそれを補って余りあるキャラクターの抜群な魅力と熱さと純粋さが素晴らしかった

なんとなくコミカルというか漫画的だなと思ったら漫画原作だった。

韓国連続ドラマ初めてみたけど、現代的な韓国人や文化な感じが見れてよかった
色々と日本では見ないようなキャラが多くて、特に女性は、韓国ではこんなにみんな強気なの?
なんといってもイソの魅力がすごすぎる、おれのなかではイレブンと並ぶレベルの衝撃
1.2話はあーこれだめかなーと思ったけど、3話でイソが出てきてから物語にグイグイ引き込まれて止まらなくなった。
ちょっとサイコで常識外れなのに主人公にだけは盲目で従順、かつ天才的になんでもできるってすごいチートキャラ。

主人公パクセロイの主人公然とした感じも素晴らしすぎる、商売を題材に、信念を貫き通す、利益ではなく人を守る、テーマを具現化したようなキャラ。
ファッションも立ち姿も絵になる。

ヒロインのスアは
本来なら主人公を守る、信じ抜くヒロインの立場でありながら
否応なく敵側に回り、その中で地位も築き
かつ主人公のことも好きだったりして
他人を愛したい自分と、自分のための保身の狭間で揺れて抜け出せずにいる、かなりシブいキャラだった
もどかしい面もあるんだけど一概に否定はできない。だけど彼女がいることで、セロイやイソの美しい選択や行動がより映える。

悪者役たちも抜群によくて
グンウォンはもう最後の最後までほんとむかつくし顔もまじですごいどんどん嫌いになってってこの人この先のキャリア大丈夫かなってくらいムカつく役を演じきっててすごい。もーほんとこういう顔のムカつくやついるー。このぐらい小物の。

そしてなんといっても会長。
主人公にとって最強で最大の壁、目標でもあり、目指すビジョンや行動に共感させる正当性も持たせながら、あくまで悪人、悪役という体を最後まで崩さない
やっぱこんだけのライバル役がいてくれると、話って盛り上がるんだな。
名台詞も多くて最後まで風格すごい。
すごい名演だったと思う。

タンバムのメンバー、グンス、
カン専務とかホジンとか
とにかくキャラの配置が完璧で、本当に全員の動向が気になるんだよね。


まぁ、最終回にやたらと素手バトルが多いのはちょっと蛇足だったかなと思うけど
暴力団的な話や暴力に最後話が流れるのは、レビューで多かったから心配してたけどそこまで違和感なかった。
暴力団が存在する世界線で、キャラも2話の時点で振ってるし
グンウォンがそっち側に堕ちるのも、セロイが同じく収監されたのに堕ちなかったことが対比になってる。
追うのクソ遅いのとか、銃とか出ないんとか、ふつうに喧嘩で負けていくのとかそのへんはちょっと気になったけど笑

けどちゃんとバッチリハッピーエンドで終わって嬉しかった。

最後イチャイチャくれよと思ってたら終わってエピローグ見ろからのエピローグはただチューするだけなのわろた

んで誰かが去りかけた時は、絶対立ち止まって振り向いてなんか言う!!
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