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最高の離婚のsのネタバレレビュー・内容・結末

最高の離婚(2013年製作のドラマ)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

恋愛って本当に変な人間関係だと思っていて、なぜ親子で許せる(諦められる)ことを許せなかったり、友達だと期待しないことに期待して勝手に傷付いて怒って落ち込むんだろうと思いながら見ていた
ちょうど同時並行で読んでいた『A子さんの恋人』で「付き合うってお互いの良くない部分を許し合って生きて行きませんか、ということだと思う」という台詞があったんだけど、この劇中ではそれと真逆のことを言っていたのが個人的に印象に残ってる 台詞自体は忘れた そういう恋愛の変な部分を真っ向から書いて特にめちゃくちゃなオチがある訳でもなく、というのが、余計に恋愛特有の奇妙さみたいなものを色濃くしてて良かった
あと作品の甲乙に関係なく人の熱量高めの喧嘩を見てるのはしんどい

【下記メモ ほぼ実況と登場人物への悪口】

・濱口、自分のことを卑下しかしないけど卑下したくなくなる自分になる努力をしてくれ、人のせいにして目を逸らすのではなく…その割に自分のことは言語化せずに察してほしいばかりなので、なんか、お子様…という気持ちで見ていた

・ゆかは人の家庭のことにあんまギャンギャン口出さない方がええわよ…

・灯里は辛いとき辛いとちゃんと言えるようになってほしい 人から見られた時に、自分含め「私は辛くないんですわかっててこうなんです」いう振る舞いに、慣れすぎ。愛のない結婚を選ぶと言う割に幸せそうなので、心配 自分の弱みを自分で認められたら人生はもっと楽になる

・諒は初めて灯里に自分がつけた傷の深さを見せつけられたあとに何度も復縁を迫る割に、1回カッとなって川に結婚指輪投げ捨てて浮気相手と会ってるムーブを挟んでる時点でなんかもうダメだと思うんだよな

・男2人、手段を講じれば丸く収まると思ってる 過程だよ そこまでの過程があまりにも相手を大事にしていないから怒っているんだよ 結婚は結果なんだよ、あなたとただ印を押せればいいんじゃない 幸せの結果にある結婚がしたいんじゃないのか?

・「映画とか本読んで「考えさせられる作品だった」って言う人いるじゃないですか。でも実際考えてる人っていないじゃないですか」歯科助手みたいにキッカリ損切り出来る人が結局精神衛生が1番良い
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