このレビューはネタバレを含みます
野木亜紀子の作品だ。
各話独立したはなしだけど、逃げた容疑者が後のはなしにつながっていったり、独立したそれぞれのはなしで起きる事件とは別に、バックボーンとなってる大きな事件や、登場人物のドラマがある。
こういう群集劇ほんと上手だ。
なにより登場人物が成長していってるのが見ていて楽しい。刑事ものということで事件により、刑事としての道を踏み外すか、という極限の選択を迫られ、危うい関係性になりつつも、最後まで良質なバディーモノとして軽快なテンポがある。ほんと素晴らしいし、おもしろい。
野木亜紀子のドラマでは、「アンナチュラル」が一番だと思ってたけど、これも双璧ですね。