超一昔前のアメリカのシットコム風。それを日本舞台で、ちょっと変な設定でやってみた。
ごめん、私はこれ生理的に受け付けられなくて、1話目でやめようかと思って、いやでも一本で評価はダメだろ、と、とりあえず2話目まで観て結局断念した。
まず冒頭で、人命に関わるかもしれない重大事故を笑いにしようとしていることに既にドン引き。
また、悪気のない知的障害のある人をネタにするかのような立て付けのシットコム自体にドン引き。全っ然笑えない。香取くんの演じ方もあると思うけど、展開に関わる人物設定に依拠してる部分大きいから、やっぱり脚本の問題は大きいと思う。
そんでまた、隣人が覗きでその人を笑いのタネにして見てるってのに超ドン引き。そのあとの娘の提案に、ドン引き通り越して嫌悪感を覚えた。
いやこれ、ほんっと全然笑えない。言い方悪いけど、センスがない。シットコムやるなら、キャラは一癖二癖あるけどあくまでも性格的なものと明確に描かないと、ほんと障害のある人の真剣な言動を笑っているかのように見える。たぶんミスタービーン的なキャラを目指したんだろうけど、失敗してます。逆にこれ観て改めて、絶妙なバランスで、なんならイギリス人ぽい上品さすら醸しながらミスタービーンを演じられてたローワンアトキンソンの手腕を実感した。
ひょっとしたらストーリー自体は全10話ちゃんと観たら面白い展開があるのかもしれないけど、ごめん、私は上記自体が厳しい中300分も捧げられないのでもうギブします。私、三谷幸喜さんの近年作ダメかもしれない。。
