問題のあるレストランのネタバレレビュー・内容・結末

「問題のあるレストラン」に投稿されたネタバレ・内容・結末

・五月が瀬が出てきて地元の人間からしたら坂元さんの脚本に出てきたことを光栄に思った
・また思い出したいなって思えたセリフたくさんあるけど…

「奇跡は起こりすぎてて気づかない」
「人に優しくすると自分に優しくなれます。人のことがわかると自分のことがわかります。人の笑顔が好きになると自分も笑顔になれます。自分は自分でつくるの。」
色んな闘う女性を描いている印象の坂元裕二が、真っ正面から女性を取り巻く問題やめんどくさいしがらみをそのまま扱った本作。

今もそうだが当時は本当に声高に女性解放的なことが謳われていた時代だったのであろうことがうかがえる。
なかなかにセンシティブな問題もあったりするがコメディタッチでとても観やすい。そのなかに坂元節の含蓄ある言葉が散りばめられている。

お気にのセリフ
・短所とは、魅力の別名なんです。
・不安は人生を彩るちょっとしたスパイス
・母親は世界一優秀なアマチュア
・海老のビジュアルのベース虫

今作ではたまこ演じる真木よう子の演技が印象深かった。個人的にSPのカッコいいイメージが強かったので、その振り幅がすごかった。どちらにも通ずる芯の強さがとても見応えがあって、ドラマの雰囲気を引っ張っていた。

あと高畑充希のいわゆるぶりっ子キャラみたいなのが眼帯着けるのが個人的にツボで、ただ闇とかメンヘラのアイテムとして使うより圧倒的に魅力的だと感じた。

そういや姉とカップスやってたな。
リアル過ぎて、心のダメージが…。前半は、スカッとジャパンを見てて、スカッとよりモヤッとが大きすぎるみたいな気持ちに。

坂元監督の夢みたいな現実のシーンが好きなので、3人でシューベルトを聴くシーンは花束を貰ったようでした。

後半は特に怒っているシーンが多かったたま子だけど、最後にたま子がみた夢ではみんな(雨木社長まで)仲良く働いていた。女性のかっこいい生き方のロールモデルを何人分も見られて、力になりました👊
大手飲食企業に勤めていた田中たま子(真木よう子)は、劣悪な社内環境に見切りをつけて退職する。彼女は同僚や知り合いなど女性たちに声を掛け、ビストロレストランをオープンするのだった。

1話が衝撃的だったのをよく覚えています。こんなパワハラ・セクハラが罷り通る会社があるなんて…と恐ろしくなりました。それでも、そこから新たな道を切り開いていく女性たちの逞しい姿に勇気を貰える素敵なドラマでした☺︎

ドラマの中で、心に傷を負っていたり、何か抱えていたりする各メンバーのエピソードが描かれますが、ちゃんと前を向けるような展開になっていたので良かったです。

特に若い子たちですが、衝突することもありましたが次第に絆を深めていく様子も印象的です。お互いを罵り合いながらも楽しそうに過ごしているのが素敵でした。

坂本さんならではの独特の雰囲気も良かったです。中でも、お寿司屋さんでイクラが川奈藍里(高畑充希)の睫毛に刺さっていた場面はシュールで記憶に残っています。

若手キャストに、二階堂ふみ、高畑充希、松岡茉優、菅田将暉など豪華なメンバーが揃っているのも魅力の一つですね☺︎
きょうこ(臼田あさ美)が夫に向かって言った「いい話って時々人を殺すんだよ。美談って押し付けたとたん美談じゃなくなるんだよ」っていうのが心に残った。良い話を聞いて、自分もそうしなきゃってプレッシャーを感じることってあるよな...って思った。

5話も辛かった。苦しかった。あいり(高畑充希)が、「お尻触られても何も感じない教習所通ってるんで」って言ってて、そんな言葉言わないでよって思ったけど、そういう風に本心を殺して我慢して生きてる人って沢山いるんだろうなって思った。
他にすごく好きだなって思ったのは、ビストロフーで、お客さんの前にハイジ(安田顕)が登場する場面。自分がオネエだから色眼鏡で見られるだろうっていう不安を抱えながら出てきたハイジをお客さんが温かい拍手と笑顔で迎えていた。ハイジの安心と嬉しさが混ざったような涙を見たら私までボロボロ泣いてしまった。

6話も好きだった。ちかちゃん(松岡茉優)が、あいりとゆみ(二階堂ふみ)と3人でいる時に、生きてて良かったって呟いたのがいいなあって思った。

10話のちかのセリフも印象的だった。「人に優しくすると自分にも優しくなれます。人のことが分かると自分のことも分かります。人の笑顔が好きになると自分の笑顔も好きになれます。自分は自分で作るの。」

登場人物たちが発するセリフにはっとさせられることが多いドラマだったなあ...あと、ビストロフーのみんなが大好きだった。
中学生の時にRTで観ていたドラマ。
日本の社会はジェンダーの差がこんなにも酷いのかと驚きを覚えた作品であり、一人の女として物凄く励まされたドラマでした。同時に、真木よう子さん然り、ふみちゃんや充希ちゃん、茉優ちゃんはこのドラマがキッカケで大好きになった♡
日本のドラマを沢山見てきたわけじゃないけど、“ドラマ版オールタイムベスト”なら間違いなくTOP10に入ります。そしてその時以来久しぶりに観ましたが、当時観ていた時よりもさらに心に響くモノがあり過ぎて各話で号泣でした😭


全ての日本人に見て欲しい作品です。とりわけ女性には。



心に響く名言があり過ぎるけど、やっぱり藍里(高畑充希ちゃん)とたま子(真木よう子さん)とのやりとりは心に刺さりすぎたからメモっておこう…!笑



藍里:『え?何でみなさん水着着ないんですか?私いっつも心に水着着てますよ。おしりとか触られても、全然何も言わないですよ?おしり触られても何も感じない教習所卒業したんで。
“その服、男受け悪いよ”とか言われても、“あぁ〜すいませ〜ん!気をつけます!”って返せる教習所も卒業したんで。
“痩せろー!”とか“ヤラセロー!”とか言われても笑ってごまかせる教習所も出ました!免許証、お財布にパンッパンに入ってます!
痴漢されたら、スカート履いてる方が悪いんです。好きじゃない男の人に食事に誘われて断るのは、偉そうな勘違い女なのでダメです。セクハラされたら、先方は温もりが欲しかっただけなので許しましょう!悪気は無いので、こっちはスルーして受け入れるのが正解です。

どうしてしずかちゃんは、いつもダメな男と偉そうな金持ちの男と暴力振るう男とばかり仲良くしている分かりますか?
どうしていつもお風呂場覗かれても直ぐに機嫌直すか分かりますか?
どうして女友達いない分かりますか?
彼女も免許証いっぱい持ってるんだと思います!上手に強く生きている女って言うのは、気にせず!許して!受け入れて!…』

たま子:『触らせちゃダメ。』

藍里:『は?』

たま子:『あなたの体は、髪も、胸もおしりも全部、あなただけのものなんだから。ここにも、ここにも、ここにも、心が詰まってるんだよ?あなたの心はあなただけのものなんだから、好きじゃない人には触らせちゃ駄目。気にしなくて良いなんて言う人は、あなたの心を殺そうとしてるんだよ?』
【2022#004】
様々な悩み・過去を抱えた女性たちがチームを組んで立ち上がり、レストランを成功させようとする物語。座長の真木よう子をはじめ、二階堂ふみ、高畑充希、臼田あさ美、松岡茉優など錚々たる女性陣に対し、は東出昌大菅田将暉擁するライバルレストランが立ちはだかる。

とにかくクソ男の象徴を全部のせにした印象。セクハラモラハラ祭り。男性陣のメインキャラになる杉本哲太、吹越満や田山涼成を「The・昭和な価値観」で固めつつ、取引先のおっちゃん(肉屋)にまでセクハラ発言をさせるという徹底ぶり...!今でこそ話題になるけれど、2015年の段階で題材にしているあたり、坂元裕二のセンスがあらわれている。

二階堂ふみと高畑充希の話が特に好き。グリーンの話や教習所卒業の話は胸が引き裂かれそうになった。
二階堂ふみが面接終えて、迎えに来てくれたのが「緑」の服をまとう菅田将暉だったんだけど、運命の相手ではなく、ただのOBKだったというくだり、常軌を逸していて好きだったな。

パーカーちゃんこと松岡茉優が少しずつ心を開いていく過程がパーカーのフードのかぶり具合に現れていたのも良かった。
心に残ってる言葉

短所とは魅力の別名なんです。

母親っていう仕事は
世界一優秀なアマチュアだよ。

終わってるなら終わってるでそこは
始まるところでもあるんじゃないかなって。

プラマイゼロなんです。お別れするときに涙が出るのは出会ったときに笑顔があったからだって。
「人生ってきっと、地位や名誉やお金じゃない。人生はどれだけ心が震えたかで決まると思います」(第一話冒頭のたま子のモノローグ)

だとしたら、私の人生を豊かにしてくれたのは、間違いなくこのドラマだ。

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たま子(真木よう子)の言葉は、私たちを固定観念から解き放ってくれる。ゼネPこと喪服ちゃん(二階堂ふみ)、パーカーちゃん(松岡茉優)、耳(高畑充希)の三人組も愛おしい。

このドラマを見終わった時、心の中に小さな応援団がいるような感覚になった。
あなたはあなたのままでいい。そこに立ち向かうも、立ち向かわないも、あなたの選択だから。でも仲間と心と美味しいポトフは忘れないで。そんな温かなメッセージを私は受け取った。

見た人のこれまでの人生で捉え方が違うだろうし、同じ人が人生の中の別のタイミングで見返したら、きっと好きなエピソードも変わる。そんな作品だ。

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#1 セクハラ・パワハラー五月/個性と問題を抱えたメンバーが屋上に集う

高校時代の友人でもある同僚・藤村五月(菊池亜希子)のレシピノートに書かれた、セクハラに対する心の叫び。ドラマというフィクションだからこそ、被害者に二次加害のリスクなく、人々の心を動かせる。

「ここは反撃のできない戦場のようだ。やり過ごせ。やり過ごせ。」
「人は生まれると二分の一の確率で差別を受ける。」

「女が幸せになれば男の人だって幸せになれるのに」(さつきに代わって社長に復讐しようとしたたま子)
「不安って、人生を彩るちょっとしたスパイスだと思うんです。」(たま子)
「母親っていう仕事は世界一優秀なアマチュアだよ。」(たま子➛鏡子)
「きつかったらまた一緒に泣けばいいし。」(たま子→ハイジ)

#2 専業主婦ー鏡子/bistro fou開業に向けてお店づくり
「私自身が不良品なんです」と主婦である自分を卑下する鏡子(臼田あさ美)。「誰がどんな時間がどんな生活がどんな言葉があなたをそう思わせたの?」というたま子の言葉は同じ呪縛に囚われている人の心を揺さぶる。

彼女は三つの仕事をしてました。ホームヘルパーとベビーシッターと老人介護。

「でも、いい話って、時々人を殺すんだよ?それ、誰かに押し付けた途端、美談じゃなくなるんだよ?夫を支えるために一生を捧げた妻の話なんて、私には呪いの言葉でしかなかった!」(鏡子)

お店のコンセプトは?
→「迷ったときは面倒くさい方を選びます」

#3 パーカーちゃんと両親の確執
「人間めんどくさい。毎日めんどくさい。地球めんどくさい。」

#10

「表参道で降りてよかったです。私、この仕事に誇りを持ってます。」(新田さん)
「わたしは君に何もしてあげられません。その代わりに、わたしが教わったことがあるので、それを教えます。3つあります。人に優しくすると、自分に優しくなれます。人のことがわかると、自分のことがわかります。人の笑顔が好きになると、自分も笑顔になります。自分は自分で作るの。大人になったら、また会おうね。」(雨木千佳[パーカーちゃん]➛周太郎)

「奇跡は起こりましたよ。今日まで営業して来たじゃないですか。奇跡は、起こりすぎてて、気づかなかったんです。奇跡は、その日一日一日。その、一秒一秒です。わたしは、みんなの顔を毎日見ながら、思ってました。今日をちゃんと生きれば、明日は来る。」(たま子)

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【脚本】坂元裕二
【演出】並木道子、加藤裕将
【音楽】出羽良彰、羽深由理
【プロデュース】清水一幸

①地上波 2015
②FOD 2022
セリフの掛け合いがさいこう。
みんなの顔がどんどん明るくなっていくところが良かったし嬉しかった🙂

新田さんのみどりの話には共感出来すぎたし、みみの教習所の話にも震えた。
そしてみみもみどりを選んだところも。

たまちゃんのような人に出会えたら、自分も変われるのかなぁとか思ったり。
三千院さんがたまちゃんに言われたように、「誰があなたにそんなこと思わせたの?」って言ってくれる人がいたら。
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