ザ・ループ TALES FROM THE LOOPの4の情報・感想・評価

おじいちゃんと孫のお話。 その組み合わせはずるい。シンプルに良い話。😢 静かに過ぎていく平和なおじぃと孫の時間。 いつか人は死ぬものだけど、あれくらいの歳の子には理解し難いものがあるよね。 おじいちゃんのお見舞いに初めて行く孫にお父さんが言った、「今日のおじいちゃんじゃなく、元気だった頃のおじいちゃんを思い出してあげて」って言葉。 もちろんその子をびっくりさせないようにってことはわかる。 わたしのお父さんも何年もあんな感じだったから、そう思った方が楽だと思ってたけど、じゃあ今のお父さんは一体何なんだろう、となってからはただただ罪悪感で最低な気持ちになったので、病気の時にどんな振る舞いをしていても、自分のこと忘れられちゃっても、亡くなった後にはずっと覚えていられたらなと思う。 息子や孫を忘れたおじいちゃんの中にある思い出が、奥さんとの些細な雨の日の思い出ってところにもグッときた。🥲 辛いだけで死んでいかないで良かったなと。 きっと外で泣いていたおじいちゃんの声は奥さんにも聞こえてたのかもしれない。 あの球体と融合したかのように見えたおじいちゃんの意味も気になるなー。 声の反響で自分の死ぬ年齢がわかるのは怖過ぎたけど笑 一回とかしか返ってこなかったら立ち直れないよね笑

おじいちゃんと球体の関係は後の伏線になってるのかな？

死はひとに平等に与えられどうにも逃れられないものであるが、だからこそ、終わりのある限られた生の時間は美しい

第一話から出てきているコールという男の子と余命わずかな祖父の交流。 今までで一番SF要素が少なくて、二人の交流と男の子の成長にフォーカスが当たっていました。静かで神秘的でした。

祖父と孫の素晴らしい交流を描いた美しい作品だった。祖父との別れを通じて、孫も1つ人生について理解が深まるのだろう。二度と会えないという事の寂しさ、そして、それが死というものである事を。