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THE GREAT ~エカチェリーナの時々真実の物語~ シーズン1のAmberのレビュー・感想・評価

4.0
皇帝ピョートル(ニコラスホルト)にドイツから嫁いだエカチェリーナ(エルファニング)。
初めはロマンチックな結婚生活を夢見ていたが、ピョートルの粗野で思慮の浅い性格を知り、愕然とする。
侍女のマリアルに支えられ、ロシアを自分の国だと思うように。自身が皇位継承者であることを知り、ロシアを変えようと試みるが…。

グロテスクな表現が随所に散りばめられ、人の命は軽々と扱われます。これがこのドラマのテイストなんでしょう。『女王陛下のお気に入り』にも通じるところです。(制作総指揮が同じ人)

ピョートルの性格がどうしょうもない。
エカチェリーナだって、まだ20歳。
頭で考えて実行したら全然できない、というところはリアルでよかったです。
エカチェリーナは、英語ではキャサリンなのね、など、ロシアなのに平然と英語で話す登場人物達から学ぶことは多かったです。
『時々、史実に基づく』とは言うものの、歴史上の人物としての女帝エカチェリーナに興味を持ちました。

ファッションは形は当時のもので生地やデザインで現代のものを取り入れて、オシャレ。

最後、予測はつくものの、本当はどうなったのかわからないので、シーズン2も見たくなってしまいました。
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