明蘭～才媛の春～の3の情報・感想・評価

明蘭もだが顧廷燁の方も（母方だけど）複雑な家庭環境にあると3話にしてすでに見せる脚本が鮮やか。 自らは死んだことにして葬儀の場を借り県令など役人のいる前で財産を乗っ取りを企む親戚がいること、自分こそが継承者であることを明らかにする、子供ながら頭がいい。 一方明蘭は。 衛恕意を亡き者にしようとする林噙霜の企みで難産の母をおいて産婆もいなくなった。屋敷の者たちは誰一人として信用ならない。 幼いながら母を守ろうとする明蘭の必死さに胸が痛む。 このドラマの中でも特に辛い場面….。 そんな明蘭を助けようと少年顧廷燁が医師を連れて盛家に乗り込む。 2人の運命が大きく絡み合うこの縁。 けど あまりにも苦しくて哀しい。 家族のはずなのに微塵も感じさせぬ大人の邪悪さに幼すぎて翻弄されるままの明蘭の涙にもらい泣きしてしまう。 母を亡くしたこの出来事と母の教えが明蘭に大きな傷となり彼女の育成にどれほどの影響を及ぼすことか。 辛くてたまらない。

明蘭の子役ちゃんの演技が上手で泣いた。顧廷燁の優しさもすごく良かった。 全力を尽くす登場人物を見るのが好き。

1/16 女狐、用意周到すぎるだろ。それに明蘭が可哀想すぎるし、大人なる気配が一向にない。もしかして大人になるのは中、後編ぐらいなのか？