明蘭～才媛の春～の13の情報・感想・評価

めちゃめちゃ面白いんですけど…この北宋ホームドラマ。 出てくる人間が主人公と祖母以外、癖がありすぎでキャラが立ちすぎ。 13話も盛りだくさん。 寧遠侯爵家では兄との確執。父は廷燁を認めない。 おまけに科挙に落ちた夫に焦り実家で直談判する曼娘。 どんどん悪い方向へ。 盛家では陛下に軟禁され二昼夜帰らぬ盛紘を案じて（主に若弗が）大騒ぎ。 老太太が息子を「慎重に生きてるだけの小役人」と評したのに笑った。 一方的に権力者が弾劾するか冤罪により悲劇的な末路に陥れられる家というのはドラマでよく見るけれど、そこまでもいかないまでの裏側、家庭の慌てぶりを描いたのが新鮮。 林噙霜 は過去父が突然流罪になり財産を没取された経験があるんだね、どれほどのトラウマだろう。 盛紘に与えられた土地や店舗を現金化すべく奔走。 にしても、高級官吏とはいえ、たとえ理不尽であっても罪に問われれば転瞬一家連座で全財産没収お家取り潰しの危うい立場であることが緊迫感をもって視聴者に伝わってくる流れがお見事。 理由もなく宮中に留め置かれる家長とか…そらめっちゃくちゃ恐怖やわ。

後宮ものをよく観てたから、皇帝に仕える側のその他大勢側の視点が分かるのは新鮮。 林夫人は早とちりしそうだったけど、最後は何が…？ 知否知否が好きで飛ばさずEDも見てる。 古代の詩人の詩がタイトルと主題歌になっているの雅だよね。類を見ない。

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