明蘭~才媛の春~の46の情報・感想・評価

エピソード46
第46話
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tanzi

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気がついたら斉衡に後妻。 申和珍(しんかちん)って読めない… さてこの人は悪い人なのかどうなのか。 前の人がアレだったので彼には幸せになってもらいたいんやけど。 さて、皇后に挨拶に行くはずがいつの間にか皇太后の所に行くことになってしまった明蘭。 女達の取る作戦として、息のかかったスパイを側妻として送り込むのは これほどポピュラーなものなんや。 側妻が当たり前の世界ってこうやって間者を送り込む手段や離間の計にたやすく利用されちゃうんだよねぇ。 皇太后はまず自分の侍女を皇帝の側室にと持ちかける。 うまくいかずに、今度は沈家と顧廷燁の側妻にしろと迫る。 そこで明蘭からの提案が。 「(宮女達だって)側妻より、正妻の方が良いのではないですか?」と言われて映った宮女らの顔には考えを巡らせてる表情が浮かんでた。 妓籍よりはずっといい良民とはいえ、高貴な身分の妻でも側妻だとどこまでいっても“奴婢“の立場。 相手が金持ちなら贅沢はできるかもしれないけど(ここまで観てきた通り)決して表には出られないし、とにかく家ガチャすぎる。 なにより奴婢の場合「家法で取り締まる事ができる」というのが高リスク。 思い起こせば、あの林噙霜も正妻に勝手に売り飛ばされそうになってたし、実際彼女は当主の命令で打ち殺されたけど事件にもならず盛絋にお咎めはなし。要するに、側妻ってのは売買される使用人と同じなんすよね。 それが分かってれば、仮に身分の低い家柄でも奴婢とは雲泥の差がある“正妻“の座は魅力的に思えても不思議ない。 提案した明蘭の夫こそ、一兵卒から手柄を立て今や陛下の寵臣となった顧廷燁。その部下なら勢いに乗って出世できるかもしれない。 おまけに廷燁の部下にとってこれは願ってもないモチベーションになるよね。 保育園で園児を待つ親のように門前で待ち構えていた夫のもとにゾロゾロ何人も連れて出てきた妻。 皇太后相手に断るのなんて至難の業なのに、すげえ、すげーよ明蘭パイセン!
らき

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