医学部で同級生だった5人が40歳になり、ひょんなきっかけから同じ病院で働くことになる。それぞれが重要なポストに就きながら、日々命と向き合う毎日を時にシビアに、大体楽しく描かれている。
気心知れた5人はバンドも組んでいて毎回1曲ほんとに演奏する。バンド名は「ミドとパラソル」。コロナ禍じゃなかったらライブがあったのではないか?と確信するほど玄人はだしの演奏だ。
紅一点のソンファは指弾きのベーシスト。柔らかなスラップで楽しそうに弾く。ボーカルのイクジュンは歌もギターもうまい。ドラムのジョンウォンだって緩急ついたいい太めの音だし、ソッキョンのキーボードは人柄通り優しい響き。「韓国の小木」と勝手に呼んでるジュンワンは渋いギタリスト。ドラマのために始めたというのは作り話なのではと疑いたくなるほどの素晴らしい演奏。
誰にでもあるような毎日を描いた作品だけあり、最終回も今日が終わるようにあっけなく終わってしまった。それもこれも来年シーズン2が始まるからなのだがもう待ち遠しくてたまらない。