朝鮮末期の哲宗~高宗時代背景に、興宣大院君と明成皇后の活躍の裏には易者の存在があったという発想から作られた話で、期待値あまり高くなかったですが、意外と面白かったです😊
原作は1978年から1980年まで新聞連載された小説で、1989年にドラマ化され、1992年と2003年に10冊の本として出版されたもの。1989年のドラマも50話だったようで、今回のリメイクは21話ものなので、小説とも1989年のドラマともちょっと違う話になっています。
長年愛され続けた話なだけあって、ドラマのストーリーは面白かったですが、やはり1970年代の小説がもとになっているので、50年近く過ぎた今見ると話の展開が古いというか、今の目線から見ると説得力が足りないと感じる部分が正直ありました。
例えば、興宣大院君の息子が次期王の運命だということで興宣大院君と主人公チョンジュン(パクシフ)は協力し四柱推命を利用しながら王座を狙うのですが、今の目線から見ると、王になるための素晴らしい資質があるからとか、彼なら良い王になれるだろうという根拠があるからならこの流れにも納得しますが、ただ王になる運命を持っているからという理由でチョンジュンが興宣大院君に何度も自分の命を狙われながらも彼の見方になるのがあまり理解できなかったです。
でもチョン・グァンリョルの興宣大院君は迫力あって、話がうまく本人も冗談がうまい人が好きだったと言われる面白い興宣大院君と、息子が王になり権力を握った後10年間朝鮮を牛耳った独裁者のしての興宣大院君をうまく表現しててさすがでした❗️
パクシフとコソンヒのラブストーリー💗にもう少しハマれたらもっと面白く見れたでしょうけど、パクシフはちょっとこの役をするには年齢が、、、😅イルジメの時の彼なら絶対ハマっただろうに😂
結末も結局何が言いたかったのかよく分からなかったのもあり評価は低めですが、朝鮮末期の歴史が気になる方やパクシフのファンの方にはお勧めします。