ソビエト蓮舫

殺意の道程のソビエト蓮舫のレビュー・感想・評価

殺意の道程(2020年製作のドラマ)
1.0
バカリズム脚本は、本筋とはあまり関係のない「無駄話の会話劇」という意味では、
タランティーノの「パルプ・フィクション」などのようなものの、
ある種の進化型だと思うので、
和製タランティーノと呼んでも、いいのではないかとさえ思っている。

ただ、この作品ドラマはダメだった。
話をまとめた劇場版もあったようだが、それならOK。
というのも、バカリズム脚本は、無駄話の集合体だからこそ、一話完結でないとダレるのだ。
直近でやってたドラマ「ホット・スポット」は、
基本一話完結だったから、良かった。

しかし、この作品は、復讐という本筋の大きな目標が設定されている。
復讐が実行されて初めて、オチができる。
つまり「殺意の道程」は、オチまでの無駄話が、最終話まで持ち越しされているような状態なのだ。
ゆえに、見てると話が一向に進まず、ダルイ、怠い、だるい。
イライラさえしてくる。

井浦新とバカリズムのしょうもない無駄話が、一応は、復讐実行のためのアイテム探しだとか、
下調べだとかを目標設定し、1話ずつ進むのだが、、、

早く殺しに行けや~!!!!
(┛◉Д◉)┛彡┻━┻

となってしまうのだ。
なので途中離脱。劇場版を先に見ればよかったと後悔。
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