これは私的にはパク・ウンビンの演技と，音大の独特の世界についてのネタで話がとぎれることなくどんどん見れた。（ネトフリでも長いからもうしてない。意外に大手でしてないので，huluであわててでみたが，テラサでもやってるのか）。
師匠の弟子には何一つ言ってはいけないとか，やたらお金を取るとか(劇中では楽団くらいで，1回ずつの練習時の謝礼は出てこないが)，才能のある弟子は海外に出し，金づるくらいに考えてる，しかし努力家で便利な弟子は大学院を受けさせようとする，とか，あるある話。本当は恋愛なんかする暇はない，とか，言う突っ込みは入れつつ。
また，これぞパク・ウンビンという泣きそうな顔が印象的。ためらいながら告白するとき，教授に大学院を受けなさいと言われて喜んでいたら，全然指導してくれず，楽団の総務としてはいってもらったのよ，といわれ，財団の理事長の講演で，財団もジュニョンもいい人を選んだわ，仕事はできるし，演奏家の妻としてもね，というところ。まだいくつかあったな。個人的には，パク・ウンビン的作品として「ウ・ヨンウ」に次いで二番目。
