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ピノキオのayukoのネタバレレビュー・内容・結末

ピノキオ(2016年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

イジョンソク見たくて鑑賞。評判良いだけあって良かったです!

まず、脚本が良く出来てた!
嘘をつくとしゃっくりが出てしまうヒロインの「ピノキオ症候群」という設定が秀逸だなーと。架空の病気ですが、すごい発明!サスペンスにもラブコメにも絶妙にきいていました。

主人公・イジョンソク演じるダルポの復讐がメインストーリー。敵のソンチャオク記者を最後にやり込めるんだと思って見ていたら、更なる敵が登場し、ソンチャオクが改心して仲間になって行く展開、説得力あったし、良かった!ラスボスキャラ最高だし、ラストもスカッと勧善懲悪で良い!

報道現場のお仕事ドラマとしても楽しめた。スクープを撮る興奮や、報道で人を救える喜び、逆に傷付ける事もあること、報道現場の苦労や、めげずに頑張る仲間たち。よく描けてたし皆素敵だった。マスコミが世論を作ってしまうのは本当にあることだし、権力者が偏向報道を指示する事件があり得そうなのも、納得感あって良かった。

ラブラインも良い!ダルポはイナに恋をするけど、敵の娘だし、義家族だし、お父さんに釘刺されるし、胸に秘めるしかない。イナもダルポに恋をするけど、あり得ないと思いつつ、嘘がつけないから告白(可愛い!)。驚くダルポ、本当は嬉しいはずなのに気が咎めてイナの想いを受けとめられない。切なくて良かった。

第6話、寝ているイナをそっと撫でる場面、ダルポの恋心が伝わって来てドキドキしたw 定番シーンだけど良かった!

イナが恋をするのがやや唐突で、もうちょっと丁寧に恋に落ちる過程を描いて欲しかったかな。あと、ダルポにもっとちゃんと告白して欲しかったかなー。いきなりキスすると愛の告白なの?w

でも、イナが嘘をつけない、という設定がとにかく良かった。本音と違う言葉で相手を傷付ける、喧嘩になる、誤解ですれ違う、みたいな展開、好きじゃないから。嘘付けないからそういう展開が無いし、嘘付いてすぐばれるくだり、可愛かった!

ダルポ良かったけど、イジョンソクは「ロマンスは別冊付録」の方が好きでした。「一途」な「童貞」の「初恋」感は満点!なんだけど、イナより復讐を優先してイナを傷付けてしまう場面があったからかな?
常に好きな女を最優先するキャラが好みなんでしたw

イナは最高のヒロインでした!可愛いし、嘘付けなくて素直。すぐ怒ったりしないし、母を恨んでも憎みきれない、優しくて、正義感あって、仕事も一生懸命。ちょっとガサツな感じ、親しみが持てる完璧キャラでした!

当て馬御曹司も最高。今まで見た韓国ドラマで最も性格の良い御曹司キャラでした。

あと、お兄さん可哀想だったかなあ。殺人の手前でダルポが止めることが出来て、殺人未遂で捕まるけど、数年後に出て来れた、くらいだったら良かったのになー。大団円で。

全体的にドラマとしては大変秀逸で面白かったです。でも、イジョンソクは「ロマンスは別冊付録」のウノのが良かった!という感想でした!
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