このレビューはネタバレを含みます
面白かった。全2話。なんだっけ、冒頭から大体の犯人分かってるタイプのやつ。
1話目は富豪が不義の子を始末する為に、3女の妻を焚き付けて自分を殺させるように仕向け、自分の服を着せた不義の子を間違えて殺すように仕向け自分は遠い場所でアリバイ作り。
殺すように仕向けるのって、むずくない…？1話目がこれでびっくりした。
歴史があるものの反面防犯カメラもない、建物が素敵な街バース。
そこにロンドンからやってきた女警部マクドナルドと、早期退職を勧められるレベルで11年ぶりに現場に出てきたドッズのチームが捜査をする…ってやつ。
ドッズは洞察力も推理力も高いけれど、存在感のなさや見た目の頼りなさで軽んじられていて、ほぼほぼ彼のお陰で解決したのに評価されないまま。
2話目はグループセラピーホームで起きた自殺に見せかけた殺人事件。
裏では全員が繋がっており、更に警察内部にも仲間がいる。動機は偶然転がり込んだ盗難ダイヤを巡る企みと、その実ギャンブル依存症で全てを亡くした老女がダイヤを山分けしてしまうとホームが失くなってしまう事を恐れての犯行。
紛れ込んだ警察内部の犯行仲間によって一時は失望されるものの、ドッズの活躍で解決。有能過ぎるけど、なんで11年も内勤だったんだろう…。
そして大して活躍もしないのにドッズの相棒だからタイトルに名前のあるマクドナルドはその内ちゃんと存在意義が出るのかなあ。今のところ、誰でも良くない？って感じだったな。
総じてサラッと観られる上に、いい感じの建物ばっかりで良かったなー
凄く面白い訳じゃないけど、ドッズの穏やかな人柄と閃きが観ていて気持ちいい。
