Netflixにきたので早速観たが、ほぼ1日で観終わった。これはめちゃくちゃ面白い！
マイケルマンが制作総指揮及び1話の監督を務めた90年代後半の東京の裏社会をテンポ良く鮮明に描いた実録ヤクザもの。
アンセルエルゴート演じる日本の新聞社に就職したアメリカ人新人記者が実際に経験したエピソードを書籍化した同名小説が原作ということでめちゃくちゃ生々しくドラマチックだ。
単なる組同士の争いだけでなく刑事とヤクザ、刑事とマスコミ、記者とヤクザ、などの複数の駆け引きがはりめぐされた人間群像劇であることがまずなによりも面白いし、既視感のあるかつての新宿、渋谷あたりの街のドラマであることそのものに魅力を感じる。
超豪華役者陣が勢揃いなのはいうまでもないが、その中でも笠松将と伊藤英明が光りまくってる。むしろ笠松将が主人公だと言っても過言ではない。
今作はWOWOWとHBO MAXの日米共同制作とのことだが、やはりアメリカ人目線の入った東京は本当に面白い。日本の単体のドラマシリーズもこれぐらいのクオリティの作品が生まれたらいいのに…と思ったぐらいだ。傑作。
おそらく続編があるはずだがもう待ちきれない。
