あお

書けないッ!?〜脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活〜のあおのレビュー・感想・評価

4.3
(〜最終話)物書きの「生みの苦しみ」に徹底して向き合った作品。家族の物語を絡めながらも、その一本筋が最後までぶれなかった点がなにより好印象。登場人物が少なくないが誰一人無駄な存在ではなく、描かれ方も自然。最終回で各人の物語が漏れなく着地したのも素晴らしい。笑いの要素もうるさすぎず、特に最終話は声出して笑ってしまうシーンも(「また会おうYO!」とかw)。
家族がそれなりに重たい課題を抱えるも、子供の視点でポップかつハートフルに描き切ったのもすごい。どこの家族にもありがちな問題だよと思わせる、視聴者に寄り添う独特の力がこの脚本の最大の魅力だったかも。
鍵を握る長男を演じた子役さん(潤浩くん)の演技力も素晴らしかった👏

生田斗真はもはや向かうところ敵なしといった感じ。彼の“芝居”力を存分に活かしきった作品、というかこの脚本でも主演が生田斗真でなければこれほどまとまらなかったかもしれない。
小池徹平、菊池風磨の演技も光った。
+★0.8。

(〜第2話)生田斗真はすっかり一人芝居のプロになってきたなぁ。くるくる変わる斗真くんの表情を見ているだけで楽しい。というか、今のところそれだけでもっているドラマともいえる。他の要素がこの先どう絡むのか…
あお

あお