シネマスカイウォーカー

ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪 シーズン1のシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

4.3
トールキン原作の人気シリーズ『ロード・オブ・ザ・リング』の初のドラマ作品。
ドラマ史上最高額の制作費がかけられており、VFXやセットが映画並のリアルさでその壮大な世界観を描くことに成功している。

脚本は同系統のドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』に近い感じで、最初異なる場所で動いている登場人物が徐々に1箇所に集まって行く感じだった。
話が進むにつれて観客にロケーションや人物関係を知っているものとして提示していく演出は旧シリーズファンへのサービスとなっていて良かった。

キャラクターたちも大変魅力的だった。
見始めた当初は「黒人のエルフ?」「これがエルロンド卿なの?」的な気持ちにはなったものの見ていくうちにノイズにならなくなったのはキャストの演技力に説得力があったからだと思う。

サウロン、バルログ、ガラドリエル、エルロンド、ミスリル、モルドール、力の指輪

既出の単語が出る度に大興奮してしまって完全に制作陣の思うつぼとなってしまった。