シネマスカイウォーカー

死霊のはらわた リターンズのシネマスカイウォーカーのレビュー・感想・評価

死霊のはらわた リターンズ(2015年製作のドラマ)
3.8
サム・ライミ監督×ブルース・キャンベルの死霊のはらわたシリーズの約20年ぶりの続編。

『死霊のはらわた3/キャプテンスーパーマーケット』において眠すぎて荒廃した世界で目覚めてしまったアッシュ。そこからどういう経緯を経てか分からないが今はどうにかパートの仕事をしながらエキサイティングな毎日を過ごしていた。どういう訳トレーラーハウスにいつまでも大事に取っておいたネクロノミコンをうっかり口に出して読み上げてしまったがために、多くの死霊たちが外界に解き放たれてしまう。流石にこの事態を見過ごす訳にはいかないアッシュは何十年ぶりに再び死霊たちとの戦いに挑むのであった....

ホラーなのかコメディなのか分からないサム・ライミ節全開の作風は健在のまま映像技術が進化した本作は正に金のかかったB級映画(ドラマ)と言えるだろう。
ゴア描写がとにかくグロくてリアルなので映画版ではビビらなかったような展開もドラマ版では反応してしまう部分が多々あった。3作目のラストの後どうなったのかの説明がないが、ここは相変わらずのガバガバ設定もご愛嬌ということでスルーした。

ラスト数話はお馴染みのあの小屋へと行くのでオールドファンへのサービスも事欠かない作りになっている。1話30分程度で脳筋で見れるので気軽に見れるドラマだったと思う。