このレビューはネタバレを含みます
あらすじから想像していたストーリーと違い「あ、そっちの母性!」と思わず口にした。
私の母は、嫌なあだ名を付け
名前を呼ばない人だったので
早い段階から
「娘のことを何て呼んでるのだろう?」
という違和感が最後にキチンと回収されていたところにスッキリ。
娘に嫉妬する母って
意外と多いのかもしれませんね。
自分の幼少期との比較とか
子育てのいいとこ取りする夫に懐く娘とか
そんな図式が多い中、この作品の嫉妬対象はそこか!って面白さはありました。
そう言えば、ルミ子の父親は会話にでも出てきたかな?
父親っ子だった私には、母親の機嫌を取るのに必死な娘には共感できても、愛情を求める姿には共感できませんでした。
母と娘の愛を描いた映画と言えば、真っ先に八日目の蝉が思い浮かんだが、こういう映画の父親は大抵クズ^^;
あとキャスティング。
ハコヅメで好きだったコンビが親子というポスターを観た時は違和感があったし、永野芽郁が高校生の姿に慣れる間もなく話がポンポン進んだ体感でした。