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Gorillaz:ソング・マシーン・フロム・コングのtenのレビュー・感想・評価

4.5
今の10代はgorillazをblurのデーモン・アルバーンという才色兼備が率いるバンドだってこと、知らない人もいるって聞いたんですけど本当ですか。ヒュッて喉の奥なったけど、両親世代が我々にX JAPAN知らない!?ってなるのと一緒なのか?そういう類のショックって地味に効くよな。例えあってる?

そんな事はまあ置いといて、特典のステッカーがかなりお洒落で観る前からテンションあがってた。こういうのって地味に嬉しい。ミュシャの缶の中に入れるかスマホケースに挟むかしようと思う一生。

grorillazのライブは数年前の来日ぶりで、あの時の事を思い出しながら観てた。スクリーン上にポップでチープなカートゥーンの、天国みたいな地獄みたいな浮遊感ある光景が広がってて魔法みたいだった。可愛すぎない幸せすぎないのが現実と地続きな気がするから。感謝。

デーモンの動きは生で観た時と同じクネってて、ライブの時は軟体生物になるんだろうな。音楽も佇まいもいつまでもカッケー。年取ってまた違う渋みが音楽に出てるけど、やっぱDemon Daysに勝るアルバムってさあ…。この先は言わないけど。
でもAriesの大画面PVと爆音メロウは良すぎて溶けるかと思った。

ブリットポップの王様、カンパイ
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