わたぼう

ダウントン・アビー/新たなる時代へのわたぼうのレビュー・感想・評価

5.0
もう最高っっ!!におもしろい。1億点。20人以上登場人物をそれぞれしっかりと描き切っている脚本が見事すぎ。相変わらず(いつも以上に?)ウィットに富んだセリフがバシバシ決まる。

脚本のジュリアン・フェローズは本当に神だな。それぞれのキャラクターを愛してるからこその脚本なんだとしみじみ思う。キャラクターたちが作品の中でしっかりと生きて、勝手に動いて活躍するのだろう。

あらゆるシーンが好きすぎて、ずっと観ていたい。本当に至福な映画。

いつものようなダウントンで完結するストーリーでも十分面白いし、前劇場版も完璧だったんだけど、今作では南仏の旅要素(バカンス映画成分)と、サイレントからトーキーへの映画の歴史要素の2つを盛り込み、ダウントン・アビーのファンのみならず、映画ファンが興奮するようなお話に仕上がってる。つまり、加点要素を2つも盛り込んでるのだ。(しかも、どちらも自分の好きなもの!🇫🇷&🎥)

南仏の別荘もそれぞれのバカンス衣装も素敵だし、イギリスではないパーティーシーンもいつもと違った空気感はスペシャルな感じがするし、おばあさまの秘密もあるし、映画の撮影話はよく出来てて、それだけで引き込まれる。

ドラマ全話&前劇場版と一見さんにはハードル高いため、予想した通り、空いてたけど…。ちゃんと劇場公開してくれたことに感謝したい。

観たかった吹替版はすぐに上映回がなくなりそうなので、早めに観た。そしてパンフは2冊買った。前劇場版でも同じことを言ってたかも!

パンフはほとんどの出演者のインタビューがあって読み応え抜群。でも相変わらず、マギー・スミスのインタビューはない。なんか理由があるのだろうか…。

ラストあたりの感極まり方がすごい。3回ほど。
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