ことのは

アダム&アダムのことのはのレビュー・感想・評価

アダム&アダム(2022年製作の映画)
3.5
【過去と未来が出会うとき】  

2050年の未来から、タイムトラベル技術の開発を阻止しようと2018年に戻る最中に、2022年に不時着して12歳の自分と出会い、2人で2018年へ向かうお話。

ちょっとま止めていたNETFLIXをゴールデンウィーク前に再開して、この作品から鑑賞。

ショーン・レヴィ監督は『ナイト・ミュージアム』シリーズ、前作『フリー・ガイ』といい、子ども心をくすぐりまくる楽しい映画ばかり作り続けている。
アガるシーンのアガる選曲もセンスが良いし、アガるアクションの魅せ方を心得たしびれる構図がカッコいい。

そして偶然なのか、大好きな『はじまりのうた』でも夫婦役のマーク・ラファロとキャサリン・キーナーが出ていてビックリした。

タイムトラベルものとしては珍しく、子どもの自分と会って2人で父親に会いに行くという、どこかで破綻しそうな話を上手い脚本と演出でハッピーなフィーリングに仕上げた、ずっとワクワク楽しく魅せられる、タイムアドベンチャー映画だった。
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