めたわに

ザ・ガーディアンのめたわにのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・ガーディアン(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

チャールズ・ブロンソンに似ていることからプロンジーとあだ名をつけられ、大工や馬の調教師等を経て、偽チャールズ・ブロンソンとしてじゃなくロバート・ブロンジーとして俳優デビューした彼が、元キックボクサーのゲイリー・ダニエルズと共演のアクション映画。

クリスマスに、マフィアに狙われた雇用主一家を庭師(実は元最強の兵士)のプロンジーが救うという簡単なもの。

年齢非公開のブロンジーだが、外見は幸せ太りした湯上がりのチャールズ・ブロンソン。確かに似ているが、ニヒルな感じやキレたらとんでもない事になるぞ感は皆無。動きもその辺のおじさん?といった感じ。代わりにマフィアのボス役のゲイリー・ダニエルズが60手前とは思えない鍛えた肉体を披露するが、彼の動きもちょっとどんくさい。失敗した部下に「侍」を語りヤキをいれる(殺す)シーンが彼のというか本作の一番のアクションとなります。
あとは、夫婦喧嘩の雰囲気悪い感はなかなかのリアリティーがあり、観る人によっては見どころとなっています。


いっそのこと、ハートルフルなブロンソンを観てみたいという極少数の要望を叶えるために、ブロンジーはこの世に降り立ったのでは?と思わなくもないですが…「野獣処刑人 ザ・ブロンソン」を観るまで彼への評価は待つことにしよう。
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