このレビューはネタバレを含みます
安易に救世主を求めることの愚かさというか、「勝手に人に希望を託して、無責任に自分を救ってくれと手を伸ばすな。救世主だって人間なのだ」というメッセージがあった。
ウタが「みんな幸せになりたいって言ってたじゃん!」「どうすれば良かったの?」というセリフが胸に刺さって苦しかった。オーズの「エイジ君を都合のいいヒーローにしないで!」というセリフを思い出すとは……
見る前と見た後で劇中歌の印象が変わる。明るい歌ほど苦しく感じる。特に「新時代」は実は作品の内容をこれでもかと言うほど暗示している。流石中田ヤスタカ…!