西暦2000年を迎える前夜。2歳の時に亡くなった両親が作ったミックステープを見つけた12歳のビバリー。今は亡き両親のことを知るために、テープに収録されている曲探しをしてゆく。その過程で、風変わりな隣人エレン 、恐ろしいほどタフなニッキー 、世間嫌いのレコード店オーナー、アンチと出会い、友情を育んでいくってお話し。
ミックステープ懐かしすぎます。好きな曲をリストにして必死に作ったのが昨日の事のようです。ミックスMDなどもありましたね。
ミックステープを発見して「これは自分へのメッセージ」と思い、曲を探すビバリーの純粋さが可愛い。曲を探している過程で友人が出来、一緒に曲を探してくれるって流れが好きです。
写真の両親は、例えが悪いかもしれないけど「シド&ナンシー」みたいでカッコ良かったなぁ。
両親が遺してくれたミックステープに、まさかブルーハーツの「リンダリンダ」があるとは。この曲を初めて聴いた時のビバリーの反応が面白くて、最初はキョトンとした顔をしてるけど、サビのリンダリンダの所でテンションマックスになって踊り出す姿は、「わかるで、その気持ち」って思いました。
世間嫌いのレコード店オーナー、アンチがいい感じでした。無邪気な子供たちに振り回されながらも大事な事を教えてくれる良き男でした。
アンチが言ってたけど
【ミックステープは順番通りに聴け】
【ミックステープは作り手から聴き手へのメッセージ】
当時、何も考えずに聴いていた自分に教えた上げたいセリフでした。
こういうポップな青春ものを観ると、こちらまで元気をもらえたような気がします。