歴史の動乱の中で忽然と姿を消した伝説の《秘宝》が、今もアメリカのどこかに隠されている。天才歴史学者にして冒険家のベン・ゲイツは、ゲイツ家に代々語り継がれてきたその《秘宝》の謎を追い続けていた。そしてついに、謎を解く重要な手がかりが【アメリカ合衆国独立宣言書】に隠されていることを突き止めるってお話し。
冒険もの映画ではアクションシーンに力を入れすぎて、肝心の謎解きの部分が疎かになってる映画って多々ありますよね。この映画は謎解き部分にも力を入れてくれているので、宝探し映画として楽しめました。
次から次へと謎を解いていくのは観ていて興奮しました。ちょっと強引で都合のいい解釈で謎を解いていくのもあるけど、そこらへんはご愛嬌って事で。全く知らない秘宝ではなく、テンプル騎士団の財宝の行方を追うってのも冒険心をくすぐります。
制作にジェリー・ブラッカイマーの名前があるのでアクションもド派手でした。相変わらずド派手な爆発が好きやなぁ。
ニコラス･ケイジよりも悪役ショーン・ビーンの方が魅力的やって思ってしまいました。この２人が自分の頭脳を生かして謎を解いていくけど、なぜかニコラス･ケイジがバカっぽく見えてしまって･･･。すいません。
ショーン・ビーンは久しぶりに観たけど、やっぱり渋いです。こういう知能犯を演じさせたら本当に巧いですね。
そういえば「ナショナル・トレジャー３」が制作される話があったけど、どうなったんやろう。もう前作より２０年近く経ってるけど、このパターンは最近の映画でも多いですもんね。ブラッカイマーとニコラス・ケイジのコンビが復活なら観てみたいです。
