好きをつらぬけ！
公開前から楽しみにしていて公開してすぐに
鑑賞したのですが、とーっても素晴らしかったので今更ながらレビュー。
ひとつのアニメを作り上げるのにたくさんの制作過程があり、たくさんの人々が携わっている。
私はアニメを見ていて、あっここのシーン力入ってるなぁとかここの演出好きだなぁと思ったら誰が作画担当しているのかな？って気になって調べてあの作品も担当してる人なんだ！と制作陣の名前を調べることが多いので、アニメーターの人にもきちんとフォーカスが当たっていたのも嬉しかったです。小野花梨さんの演技も惹き込まれました。
世に送り出すまでに試行錯誤しながらゼロから作り上げる産みの苦しみ。王子監督、瞳監督のアニメに対する情熱がとても丁寧に描かれていて胸を打たれました。
劇中でオリジナルアニメの制作があるのですが、地上波で流れてても申し分ないクオリティでむしろこの2つを実際に見てみたいと思わせてくれて制作陣の本気を感じました。
声優陣もとても豪華でアニメ好きの私には堪らないご褒美映画でした。
秩父が出てきた瞬間私の脳内に真っ先に思いついたのが「あの花」。
いつか行きたいあの花の聖地が出てきたり、制作会社での上映会を見る人の中にじんたんの地底人Tシャツを来てる人がいたりあの花ファンには嬉しい小ネタも。秩父に行ったら聖地巡礼したい場所が増えました。
俳優陣の演技も柄本佑さんや尾野真千子さんのプロデューサーとしてそれぞれの信念のもとに奮闘する2人の演技がとても素晴らしかったです。
私はとても響いたし、きっと何かに全力で取り組んでいる人は必ず刺さるものがあると思います。もうすぐ公開終了してしまう上映館が多いようなので劇場で観れる人は是非とも映画館に足を運んで欲しい作品です。
エンドロール最後まで席を立ってはダメですよ😉
