甘々で自分勝手な主人公の拗らせ。
自分は人を裏切るけれど裏切られたら許せない。
あたりまえに考えればこんな勝手な人間を許してくれるのは、やはり親くらいなんだろうなぁと思った。
父親と息子の関係についての友人のセリフが印象的。
厳しいばかりが良いばかりではないけれど、やっぱり甘いと感じた。
想像していたよりも個人的にはサスペンス要素が大きくなく、ヒューマンドラマのテイストが大きかった。
前半の?からで、犯人がわかってもあまり驚かなかった。
キャストの演技がそれぞれに個性的で味があり、流石一流の集まりで表情に見応えがあり。
個人的には毎熊克哉さんがとても良かった。
こういう役が似合う俳優さんだけれど今回は特にカッコよかった。
自分に刺さるものがなかったのは共感出来る部分が登場人物に無かっただけで、この作品に涙する方はきっと多い作品だと思った。