"私は愛されたことがないの。でも、この子は私を愛してくれる。"
全身麻痺のVIPな老人患者は臓器移植を繰り返し延命していて、新たに脳死した妊娠中の若い女性が病院に運び込まれる・・・訳ありの新人の准看護婦は、彼女の心臓の臓器提供同意書を取ることとなり、"マドンナ"と呼ばれた彼女の驚愕の過去に向き合うこととなる。
第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門招待作品とこのタイトルで見始めたが・・・苦虫を噛むシーンが多いので、安易にオススメはできない。
が、独特な雰囲気が引力となってる作品で・・・こんな設定に出会うことはまず無いだろうけど。
そう、生きる辛さが描かれのるだけれども・・・と同時に命も描かれ、ため息ながらも首肯く余韻にはなってましたね。
なお、キャストでは、ますばソ・ヨンヒ・・・静かな熱演が圧巻。
クォン・ソヒョンも新人ながら難役をこなし、お見事。
さらには、キム・ヨンミンらのサポートもいい。