英国の植民地時代のインドが舞台。
親友となった立場の異なる2人がそれぞれの大義のために闘うお話。
まるで少年ジャンプのような熱い友情を描いた激熱アクション。
どこを切り取っても面白く、全く飽きを感じさせず、179分が本当にあっという間に感じた。迫力のあるアクションの畳みかけと冒頭で背景の全てを明かしすぎないストーリー展開がそうさせていたように思う。
ビームとラームのそれぞれの大義と葛藤、熱量に魅了され、画面に釘付けになった。
怒涛のアクションラッシュなのだが、各アクションシーンで闘う動機が同じに見えないのと同じようなアクションに見えないからなのかアクションに飽きることもなく見れたのもとても良かった。
特に肩車シーンはおもろいのとかっこいいのでもう最高....。
インド映画ではお馴染みのダンスシーンも今作では圧巻で、特に「ナートゥ・ナートゥ」はほんとに素晴らしかった。足さばきが超高速で、早回しかと思うぐらいのスピードだった。また、足の速度だけでなく、ダンス全体の見せ方もこちらがワクワクするような映像になっており、西洋人を混ぜる演出も新鮮でおもしろかった。
公開から数ヶ月経っても館内満員なのが納得な一作。
観終わった後、劇場を後にする観客の楽しかった感がひしひしと伝わってきたのがホント良かった。
長々とすみません。