遡ること、昨年11月。
U-NEXTのポイント失効が近づき、映画チケットに交換したもののこれといって観たい映画がなかった。
どちらかの選択。
「アムステルダム」か「RRR」か。
悩んだ挙句、アムステルダムを選んだ。
それから1〜2ヶ月後。
「アムステルダム」、ディズニー＋で配信されやがんの。
早過ぎるやろ。なんでやねん。
いや、観てなかったらありがたいんだけど映画館で観たのが早々と配信されたら「なんでやねん」となる。
さて。
本作、冒頭の通り、去年10月22日公開から約7か月近く経過してもいまだにIMAXで上映されていた。
え、それ、すごくね？
「マーヴェリック」とか「ワンピ」などがかなり取り上げられてロングランとかニュースで言うてたけど。インド映画でここまでってすごい。
なぜ、11月の時にこっちを選ばなかったのかが悔やまれる。
会社のスタッフ中野ちゃんゴリ推しの本作。
「映画観に行くねん」
「RRRですか？」
「いや、違う×××をね…」という会話が何度繰り返されたか。
そんなに？そんなに推すの？
と、いよいよ公開が終了しそうなので観に行った。(前置き長すぎたw)
どんな内容なのかも知らない状態で観ても分かりやすくてあっという間に3時間が経つし、トイレの心配など微塵もなく。
面白い。大興奮。
単純明快なストーリーがゆえか、面白い。
IMAXでの迫力もすごいし、ビームがマッリを救いに行くシーンで虎や豹が飛び出してくるシーン、冒頭のラーマの激闘、ビーム対虎の対決など圧巻。
「マダムハ・ヤメテ・ジェニー」の笑ジェニー(オリビア・モリス)、シータ(アーリヤー・バット)、ラーマの母親(シュリヤ・サラン)と美しどころも目の保養になった。
「ナートゥ」も楽しかった。
たくさん「え？んなアホな」はある。
アクションの「んなアホな」ではなくね。
担いで薙ぎ倒したりとか弓矢が尽きることがないとか、毒でもなんでも死なないではなく。
・なんで手配書で気付かんの？
・なんでラーマだけそんな髪伸びたん？
この二つはめちゃくちゃ気になった。笑
だけど、そんなことは吹き飛ばすくらいに観終わった後のスカッとする感じはゴリ推しする意味がよくわかった。
エンドロールが終わると、劇場内で拍手が起こるという初の体験まで。笑
こんな映画をもっとたくさん観たいと感じさせる映画だった。
2023/5/21、バクストン総督を演じたレイ・スティーヴンソンさんにご冥福をお祈りします。
